2021年宇宙の旅③ 命の根本原理
「もう私たちに委ねてね。
大丈夫。ここにいるから」
B120「ペルセポネ」。
0は12を強調する数字なので、
ペルセポネは12番ボトルの
強調バージョンと言える。
12番はブルーにクリア=スポットライトが
当たっているボトルであり、
また、ペルセポネのオレンジが
ブルーの補色(お互いを際立たせる色)であることからも、
ペルセポネにおいてブルーがとても重要なことがわかる。
ブルーのキーワードは
大いなる存在、委ねる、
信頼、安心、平和、くつろぎ、
天の意志、神聖さ、ワンネス etc....
母なる海に抱かれ
父なる空に守られ
深い安心感の中で育まれる、、、
ブルーはそんな平安に満ちている世界だ。
自分より大いなる存在を信頼し
ゆったりと委ねていく、、、
そんなブルーの世界から
現代社会は随分かけ離れているように感じる。
私たちはあまりにも全てを
自分の意志(都合)でコントロール
することに慣れきってしまっていて、
それ以外の力が私たちに作用しているということを
見失ってしまっている。
自分の力で成し遂げることを美学とし、
祈ることを迷信と笑い、
頼ることを甘えと罰する。。。
そんな社会の中で揉まれてきた私たちには、
ブルーの世界はまるで夢物語のように
聞こえてくるかもしれない。
「現実」からは程遠く感じられる、
そんな人も多いことだろう。
だけど本当は、
誰もがブルーから生まれている。
そもそも命は海から始まった。
そしてそれを模すかのように、
私たちは今も
母の羊水の中で命を宿す。
自分より大きな人から生まれ、
大きな人たちに守られ、
大いなる存在に育まれた命たちから
滋養をいただきながら大きくなっていく。
植物達と同じように私たちもまた、
あめつちひかりで育っている。
よくよく見れば何一つ
自分だけの力で得たものなどないのだ。
ブルーが
「原色の中の原色」
と呼ばれるその通りに、
「大いなる存在に生かされている」というのは
命の根本原理なのだ。
その根本原理を、人は
自分より圧倒的なパワーに出会う時に実感する。
ときに病気で死に直面した時に、
ときに大自然に圧倒された時に。
12番に対応しているタロットは、「吊られた男」だ。
男(現代社会の象徴)が逆さまに吊るされ、
それまで信じていた世界がひっくり返っている。
ポッケの中に貯めてきた財産や地位、
アイデンティティといったもの達が
脆くもこぼれ落ちていく。
この男はもう
自分の意志では手も足も出すことができず
ひたすらに天に運命を委ねるしかない。
そんなイニシエーションを表している。
12番ボトルの強烈バージョンが
最新ボトルとして生まれてきたということは、
今、このイニシエーションが
私たちの世界でも強烈に起きているということ。
(コロナによる強制転換なんて、まさにだよね。。。)
それは大変なプロセスではあるけども、
同時に私たちの原点に還る
素晴らしいチャンスでもあるのだ。
大いなる存在のもとで、
その一部として生きる。
それはレムリア時代には
当たり前に行われていた。
大地にひざまづき
火を敬い
風に祈りをのせ
水に委ねる。
クリスタルと共鳴し
木々達と語り合い
動物達と働く。
そうやって大いなる存在の元、
命たちと共同創造する世界。
そうやって生きる時代が今やってきているからこそ、
そうやって生きた時代の記憶も浮上してくる。
神聖なパワーが暴走し、
大切なもの達を失った悲しみ。
どれだけ天に祈っても
応えてもらえなかった痛み。
絶望とともに
奥深くに凍らせてしまったもの達が、
希望とともに
少しずつ溶け出している。
だからこそ、
今回の弔いのワークなんだ、、。
今回、自分の意思とは関係なく、
あれよあれよという間にきょうだい達が
この旅をセッティングしてくれたのも、
そして自分だったら制限があって選べなかったような
素敵な宿を用意してくれたのも、
私に大いなる存在に身を委ねる心地よさを
教えてくれる出来事だった。
「ほら、こんなにもあなたと共にいるよ」
「ね、解決しなくて、大丈夫でしょう?」
そうやって道を示してくれる存在達を感じながら
シャスタに着いた。
(最初の朝は、ダブルレインボーがかかったよ。まるでマウイとともに来れたみたいで嬉しかった。)
弔いの日前日、
姉とオンライン電話していた姪っ子ちゃんが
ミッションインポッシブルのテーマを歌い出した。
姉が
「ミッションはなんなの?」
って聞いたら、
姪っ子ちゃん、
もってた人形を逆さまに吊り下げて
ぷらぷらさせた。
どこまでいっても、
彼らの手のひらの上w
④に続く
0コメント